イメージ通りにするのは大変?壁面緑化を成功させるコツを学ぼう!


土づくりと日当たりには十分に注意する

壁面緑化の魅力は建物を緑で覆うことによる遮熱効果と見栄えの良さですが、成長が早い品種を植えても思い通りに育ってくれないことは珍しくありません。壁面緑化が失敗する大きな理由は発芽時の土壌の質と成長に必要な日照時間の長さです。どのような植物も発芽した後に十分な栄養を摂取できないと成長しません。土づくりが重要な条件ではありますが、品種ごとに必要な栄養が異なるので肥料の与え方には十分に注意する必要があります。また、日当たりの良さが必ずしも植物に良いとは限らないことも併せて注意する点です。発芽直後の苗は高温に弱いので、その時点で強い日差しに当てると枯れてしまいます。そのため、ある程度の背丈になるまでは直射日光を避ける工夫が欠かせません。

建物の壁に対する工夫も必要

壁面緑化の綺麗な仕上がりは建物の壁への工夫が不可欠です。植物の蔓が上手に絡みつく突起物が無いと壁面緑化は成り立ちません。凹凸が無い滑らかな壁では壁面緑化が難しいので、蔓を絡ませるための突起物を用意する必要があります。また、植物の蔓が電線や配管に絡まると思わぬトラブルが発生する恐れもあるので定期的な剪定が欠かせません。必要な部分に蔓を絡ませ、余計な絡まりが生じないようにするのが質の良い壁面緑化に仕上げる条件と言えます。そのため、植物の品種選び以外に建物の壁に取り付ける突起物の位置や数にも気を配ることを心がけましょう。園芸用のネットや細いロープをぶら下げて植物の蔓を絡ませる方法も効果的です。

建物の壁を植物で覆う壁面緑化は、無機質になりがちな都市空間に安らぎと心地よさを与え、建物のイメージアップにもつながります。